(萩原)IT初心者向けおすすめ書籍3選
こんにちは。私は情報系の知識がほぼほぼ無い状態でIT企業である弊社に入社してしまいました。どれくらいわからないかというと、「どうしてMacにWindowsも入れられるのか不思議でしょうがない」「サーバーといえばあの大きなやつだと思うが、どうして個人でレンタルできるのか??家に置くの??」レベルでした。恐ろしいですね。
現場に出て仕事をしながら技術や製品について覚えて行くわけですが、やはりいきなり専門的なことを覚えようとしても、なかなかぴんときませんでした。当然といえば当然で、ITについて、何が揃っていれば動くのか?システムを構築するには何が必要なのか?といった前提が無いため、それがどうして必要なのか腑に落ちなかったのです。そこで、そもそもITとは、コンピュータとは、ネットワークとは、といった基礎を理解するためにITについての本を読んだりしていました。そこで「お、これはわかりやすいな!」と思った本をご紹介します。
1. ビジュアル版 コンピューター&テクノロジー解体新書
- 作者: ロン・ホワイト,Ron White,トップスタジオ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
ビジュアル版ということで、普通の読み物というより図説のような感じです。
コンピューターやIT技術の発展をわかりやすい図と共に追っていきます。言葉だけではイメージが掴みにくい専門用語も、イメージ図があることで直感的に理解できます。
フルカラーでイラストが格好いいので、ぱらぱら見るだけでも楽しいです。
扱う範囲が広く、スマートフォンやテレビの仕組みなども扱っています。日常で使っているけれど、そういえばどうやって動いているんだろう?という疑問に答えてくれる本です。
2. イラスト図解式 この一冊で全部わかるサーバーの基本
- 作者: きはしまさひろ
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2016/03/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
「サーバー」「ネットワーク」など、もう少し分野を限定してについて詳しく知りたい場合はこちら。上記はサーバーを扱っていますが、このほか同シリーズで「ネットワークの基本」「クラウドの基本」「Web技術の基本」「セキュリティの基本」などがあります。
イラスト図解式ということで、こちらもイラストが豊富で理解が進みます。およそ半分のページが「イメージでつかもう!」というコーナーになっており、文章による説明と合わせて理解を助けるものになっています。
さくさく読むことができるので、まずとっかかりの入門書としてよいのではないでしょうか。私はインフラ周辺を勉強する必要があったため、大変助かりました。
3. コンピュータはなぜ動くのか~知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識~
コンピュータはなぜ動くのか?知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識?
- 作者: 矢沢久雄,日経ソフトウエア
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2003/06/02
- メディア: 単行本
- 購入: 43人 クリック: 514回
- この商品を含むブログ (61件) を見る
コンピューターというと目の前のPCを想起する人が多いかと思いますが、スパコンもコンピューターだし、スマートフォンもコンピューターですよね。様々な形態のコンピューターがありますが、その共通点はなんなのか?という最も根本的なところから説明してくれる本となっています。コンピューターはプログラムで動きますが、そのプログラムはどのような流れで理解されているのか、アルゴリズムとは、データ構造とは…という形で説明されていきます。ハードウェア、ソフトウェア、アルゴリズム、データベースなど、各論で学べるものは多いのですが、それぞれがどのように関係しているのかを説明している点がわかりやすいなと感じました。構成的にはプログラミングなどのややソフトウェア寄りな章が多いです。
以上、各技術分野について詳しく書いてある本は沢山あると思いますが、そこに入る前にまずイメージ概要を掴めるものをあげてみました。
まだまだ勉強中のため、おすすめ書籍等あれば教えてください!